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誕生石の由来と大祭司の胸当てについて

ご覧頂きありがとうございます

アマルジュエリーです

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今回は誕生石の由来

についてまとめてみました

その歴史と起源を掘り下げていきたいと思います

誕生石は、その月に生まれた人にとって特別な力を持つと考えられてきました

その誕生石の起源は諸説ありますが1年の12の月と旧約聖書の大司祭の胸当ての12個の石に由来すると言われています

誕生石を身に着ける習慣は18世紀のポーランドで生まれたと言われています

ポーランドに移住してきたユダヤ人の影響により広まったとされています

元々は病気を治すにはその病気に応じ、どれか一つの石をお守りとして付けると良いとのことから始まったといわれています

最初は一人が12個すべてを所有し、その石の月を順番に身に着けていましたが、次第に今のように自分の誕生月の石を身に着けるようになりました

ですので誕生石自体を身に着けるという習慣は意外と最近のことです

昔は石の種類も地域でバラバラでした

20世紀の初めにアメリカ宝石組合が現在の誕生石にまとめました

それによりおよそ統一されましたが、各国で好まれる石を取り入れるなどその国独自で異なっています

またその時、選定された石は当時売り出したかった宝石などビジネス的要素も絡んでいたようで元となる由来の石とは違うものも選出されています(ダイアモンドなど)

1月の誕生石

ガーネット

2月の誕生石

アメジスト

3月の誕生石

アクアマリン、サンゴ

4月の誕生石

水晶、ダイアモンド

5月の誕生石

エメラルド、ひすい

6月の誕生石

真珠、ムーンストーン

7月の誕生石

ルビー、カーネリアン

8月の誕生石

サードオニキス、ペリドット

9月の誕生石

サファイア、ラピスラズリ

10月の誕生石

オパール、トルマリン

11月の誕生石

トパーズ、シトリン

12月の誕生石

ターコイズ、タンザナイト

大祭司の胸当てとは?

宝石は古代より、その美しさと希少性から神聖なものとされて用いられてきました

宗教的儀式や聖書やコーランにも宝石は様々に記述が残されてきます

その一つに有名な大祭司の胸当てがあります

大祭司の胸当てについては下記の通り旧約聖書の出エジプト記に記述されています

この12の宝石が誕生石の起源となったと伝えられています

聖書における大祭司の胸当ての記述


次に、金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使ってエフォドと同じように、意匠家の描いた模様の、裁きの胸当てを織りなさい

それは、縦横それぞれ一ゼレトの真四角なものとし、二重にする

それに宝石を四列に並べて付ける

第一列

ルビー、トパーズ、エメラルド

第二列

ざくろ石、サファイア、ジャスパー

第三列

オパール、めのう、紫水晶

第四列

蒼玉、ラピスラズリ、ジャスパー

これらの並べたものを金で縁取りする

これらの宝石はイスラエルの子らの名を表して12個あり、それぞれの宝石には、12部族に従ってそれぞれの名が印章に彫るように彫り付けられている

次に、組みひも状にねじった純金の鎖を作り、胸当てに付ける

更に、金輪2個を作っておのおのを胸当ての上の端に付ける

そして、2本の金の鎖の両端を金の縁取り細工に結び付け、エフォドの肩ひもの外側に取り付ける

また別の2個の金輪を作って、おのおのを胸当ての下の端、つまりエフォドと接するあたりの裏側に取り付ける

更に、別の2個の金輪を作り、それを2本のエフォドの肩ひもの下、すなわちエフォドの付け帯のすぐ上、そのつなぎ目あたりの外側に取り付ける

胸当ては、その輪とエフォドの環を青いねじりひもで結び、それがエフォドの付け帯の上に来るようにし、胸当てがエフォドから外れないようにする

このようにして、アロンは聖所に入るとき、裁きの胸当てにあるイスラエルの子らの名を胸に帯び、常に主の御前に記念とするのである

裁きの胸当てにはウリムとトンミムを入れる

それはアロンが主の御前に出るときに、その胸に帯びる

アロンはこうして、イスラエルの人々の裁きを、主の御前に常に胸に帯びるのである


※エフォド・・祭司が身に着けた,エプロンのような衣装

※ウリムとトンミム・・神の啓示を知るために用いるくじのような道具

(新共同訳聖書より引用)

こちらの記事もどうぞ→ラピスラズリの意味と効果 世界最古の青

こちらの記事もどうぞ→ カルセドニーの意味と効果 ヴィクトリア朝英国貴族の愛した石

こちらの記事もどうぞ→ アメジストの意味と効果 あらゆる悪酔いから身を守る 酒神バッカスの石

こちらの記事もどうぞ→ サファイアの意味と効果 王族・聖職者に愛された聖なるブルー

聖書における12の数字の意味

聖書においても12、という数字は重要な意味を持つ神聖な数字とされています

  • イスラエルの12部族にちなみ、族長ヤコブの息子が12人であったこと(旧約聖書出エジプト記より)
  • 大祭司の胸当てに着けられた12の宝石(旧約聖書出エジプト記より)
  • キリストによって伝道の使命を与えられた12人の使徒(新約聖書より)

また、聖書以外でも12の数字は重要な意味を古今東西で共通してみられます

  • 1年は12か月、一日24時間で午前と午後で各12時間
  • 星座は12の月に対応する形で12星座になり、干支も子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の十二支

なんだか不思議です興味深いですね~

Amal jewelry(アマルジュエリー)

”古代の記憶と現代を繋ぐ永遠の旅 ”

をコンセプトに神秘的な天然石と古代文明や世界の伝説をテーマにした
天然石ジュエリーショップです

☆。。☆。。☆。。☆。。☆。。☆。。☆

数千年もの眠りから

目覚めし大地に埋もれた秘密

12の色に光り輝く秘密のかけら

今甦る古代の記憶

☆。。☆。。☆。。☆。。☆。。☆。。☆

太古の何千年もはるか昔より私たちの祖先たちは美しい「石」に魅了されてきました
人類の文明が始まると同時に美しい「石」は常に私たちと共にありました
ある者は権力を手にすること願い、ある者は魔除けを願い、ある者は愛する人と結ばれることを願いました
古今東西、人々はさまざまな思いを込めて身に着けました

風にそよぐ新緑、全ての命を育んだ海、大地の渇きを潤す雨や木々にそっと降り積もる雪・・

そんな母なる地球が美しい「石」を生み出しました
地中深く、永遠とも思える眠りについていた石たち・・
鉱物はとても長い年月をかけて奇跡的に私たちの元に届く、地球からのギフトです
古代の人々も美しい石たちに魅了され、癒されてきたことでしょう
天然石は一つとして同じものはありません
「古代の記憶と現代を繋ぐ永久の旅」
これがAmal jewelryのコンセプトです
そんな美しい「石」たちが織りなす、あなただけの物語を感じて下さい
一期一会の出会い、あなたのインスピレーションに合う石を探し、お楽しみください

じゃあ、またね~☆

古代の世界七不思議とは?

ローマングラスとは?その歴史とジュエリーのご紹介

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