アマルジュエリー店長Sです
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
コロナ化で外食する機会が減り、お酒を自宅で飲みすぎているかたもいらっしゃるのではないでしょうか(笑)
飲みすぎた次の日は二日酔い・・辛いですよね(涙)
そんなお酒に所縁がある宝石を今回はご紹介していきたいと思います
今宵ご紹介するのは
アメジスト
です
アメジストといえばかなり有名ですよね
置物から天然石ブレスレット、数珠など多岐にわたります
アメジストクラスターは結晶が美しく、鉱物好きにはたまりません
透明感のある美しい紫色が特徴で吸い込まれそうになりますよね
アメジストドームなどは開運グッズの置物としても人気ですね
アメジストの和名は紫水晶といい、無色の水晶が微量の鉄イオンにより変色したものです
おもな産出場所はブラジル、ウルグアイ、インド、ロシアなどです
特にブラジル産とウルグアイ産はよく市場に出回っています
アメジストの色は紫、菫、赤紫がよくみられます
語源がギリシャ語の「amethystos」意味は酒に酔わない、から来ているとされています
古代では酒酔い、二日酔いに効果があるとされてきました
古代人も二日酔いに悩まされていたのかと思うとなんだかおもしろいですね
石の効果は
- 愛の守護石
- 恋愛成就
- 真実の愛を貫く
- 大切な人との絆を深める
- 邪悪なものから身を守る
などです
ストレスで弱った心身をいやしてくれ、不眠気味の人は枕元におくとよいといわれています
またネガティブな気持ちを前向きな気持ちにさせ、落ち着かせて安らかな気持ちに導いてくれます
異性との出会いを願い身につけると、誠実な相手とのご縁を呼ぶといわれ、恋の悪酔いから身を守り、人を見抜く目と正しい決断力を与えてくれるとされています
良い出会いに恵まれない方や、毎回恋愛に失敗しがちな人におすすめかもしれません
誠実で自分に合った素敵な方との出会いを呼びよせるでしょう
アメジストにまつわる逸話
ギリシャ神話では酒神のバッカスに襲われそうになったアメシストと言う名前の妖精の危機に気づいた月の女神ダイアナが石に変え、守ります
バッカスはその姿を見て反省し、その石にぶどう酒を注ぐと紫の美しい宝石になったとの伝説があります
古代より宝石として愛され、古代エジプトやメソポタミアでは装飾品として身につけられてきました
スカラベの装飾品の宝石にもラピスラズリ、カーネリアンとともに使用されています
古代エジプト時代にはヌビア(今のスーダン)より産出した石が使われていました
初期キリスト教会では、儀式をとり行うとき司祭(ビショップ)はアメジストの指輪を嵌めたそうです
現代においても最高品質のアメジストはビショップグレードと呼ばれます
色ムラがすくなく濃い色であるのものほど高品質とされています
最も高品質なものは色が濃く深い紫色で微量の鉄と自然放射線によって赤色を帯びた紫色です
プラジオライトは別名をグリーンアメジストと呼ばれる石で、ブラジルの特定の州、アメリカの特定の州のアメジストを特定の温度で加熱することにより、グリーンに変色したものの事を指します
その他にも、シトリンとペリドットを組み合わせた造語でペリディーンとも呼ばれます。
ブラジルとウルグアイ産のものは加熱処理され、黄色のシトリンとして販売されることもあります
また一部がシトリンのものをアメトリンと呼んだりもしています
紫の歴史って??
紫は古代では技術が発展しておらず染料として抽出するのが難しかったため、とても高価なものでした
したがって紫は古今東西貴重な色で、高貴な身分の人のみが身に着けることができる色とされてきました
英語の紫の意味のpurpleという単語は、巻貝の仲間のラテン語purpura(プールプラ)に由来しています
この巻貝は分泌液を出すので、その分泌液を染料の原料としました
この技術を開発したのは古代カナーン人であるといわれ、現代のイスラエルやレバノンに居住していたといわれています
貝1匹につき分泌液はごくわずかのため、この染料で染められた布は赤みを帯びた紫だったようでとても貴重なものでした
紫には強い力が宿るとされ、王族や権力者は禁じられた色として庶民が着用することを禁じたといいます
したがってローマ帝国時代からヨーロッパでは高貴な身分の者のみが身に着けることが可能でした
東ローマ帝国でも王族や高位の聖職者の衣の色として愛好されたといいます
有名なところではシーザーの紫色のマントや古代エジプト最後の女王クレオパトラの船の帆がこの紫に染められていました
聖書に出てくるでイエスがまとっていた衣もこの巻き貝の古代紫であっただろうといわれているようです
Amal jewelry(アマルジュエリー)
”古代の記憶と現代を繋ぐ永遠の旅 ”
をコンセプトに神秘的な天然石と古代文明や世界の伝説をテーマにした
天然石ジュエリーショップです
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数千年もの眠りから
目覚めし大地に埋もれた秘密
12の色に光り輝く秘密のかけら
今甦る古代の記憶
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太古の何千年もはるか昔より私たちの祖先たちは美しい「石」に魅了されてきました
人類の文明が始まると同時に美しい「石」は常に私たちと共にありました
ある者は権力を手にすること願い、ある者は魔除けを願い、ある者は愛する人と結ばれることを願いました
古今東西、人々はさまざまな思いを込めて身に着けました
風にそよぐ新緑、全ての命を育んだ海、大地の渇きを潤す雨や木々にそっと降り積もる雪・・
そんな母なる地球が美しい「石」を生み出しました
地中深く、永遠とも思える眠りについていた石たち・・
鉱物はとても長い年月をかけて奇跡的に私たちの元に届く、地球からのギフトです
古代の人々も美しい石たちに魅了され、癒されてきたことでしょう
天然石は一つとして同じものはありません
「古代の記憶と現代を繋ぐ永久の旅」
これがAmal jewelryのコンセプトです
そんな美しい「石」たちが織りなす、あなただけの物語を感じて下さい
一期一会の出会い、あなたのインスピレーションに合う石を探し、お楽しみください
じゃあ、またね~☆
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