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エメラルドの意味と効果 古代王族の癒しの石

ご覧いただきありがとうございます

アマルジュエリーです

皆様いかがお過ごしでしょうか

今回はパワーストーン辞典第2回ということで

エメラルドをご紹介していきたいと思います

エメラルド、と聞いてますなにが浮かびますか?

まず浮かぶのは、木々に生い茂る葉のような美しい緑色だと思います

もしくは湖や海のエメラルドグリーンでしょうか

どちらも自然の癒しを与えてくれますよね

緑はヒーリング効果が高く心身を癒し、周りの調和を図ってくれる色でもあります

英名はEmerald 和名は翠玉・緑玉といいます

主な原産地はコロンビア、アフガニスタン、ロシア、南アフリカなどになります

特にコロンビアは現在の主な生産地で中でも『ムゾー鉱山』から産出されるエメラルドは特に品質が高く最高級とされています

ザンビアで産出されるエメラルドの特徴は均一的な緑でコロンビア産と比較するとザンビア産のものは内包物が少ないことが有名で、透明度が高くクリアです

鉱物としては、アクアマリンの仲間のベリル(緑柱石)です

天然のエメラルドには必ず内部に傷が無数にあり、これが本物の証としての指標になっています

大きく傷が少なく、明るく緑色が濃いものほど高級品とみなされます

しかし、近年は良質の石が取れないこともあり、かなり傷があるものもオイルや樹脂に浸した処理を施されているものが通常です

多数の傷があることから硬度はあっても、衝撃に弱く意外に割れやすいので注意が必要です

エメラルド鉱山の多くはかつては海底にあったので岩塩の結晶や塩水を含むものも多く、気泡が入ったものは三相インクルージョンと呼び、神秘的な美しさからとても人気です

エメラルドの歴史

エメラルドは世界の4大宝石にも数えられるほど古代より大切にされたきた石です

紀元前4000年頃のバビロニアで使われていたのが記録に残る最も古いものです

古くから叡智を象徴する石として知られ、多くの知的な職業にある人々に愛されてきました

生命を象徴する石として昔は治療などに用いられていたようです

深く美しい緑は癒しの効果があると言われています

クレオパトラが愛好していたことでも有名で自分専用のエメラルド鉱山を所有しているほどでした

キリストの最後の晩餐に使われた聖杯もエメラルドで出来ていたといわれる説もあります

聖杯は今も行方不明とされています(インディージョーンズでもありましたよね)エメラルドをくり貫いて作ったと言い伝えられています

インカ帝国では高品質なエメラルドが採れ、ジュエリーや宗教儀式や神殿などに多く用いられていました

その後スペイン人がエメラルドを金と銀と交換し、欧州やアジアの王族達が美しいエメラルドを目にすることになります

こちらの記事もどうぞ→ 金の歴史と探検者たち 幻の黄金都市エル・ドラドとアメリカゴールドラッシュ

エメラルドの語源はサンスクリット語で「緑色の石」を意味する「スマラカタ」からきています

それがギリシャ語で「スマクラグドス」になり、古フランス語で「エスメラルド」に変化し現在の「エメラルド」と言う呼称になったとされています

石の効果

神経の高ぶりを鎮める 胃が痛む人のお守り 視力回復や目の疲れに 浮気封じ

人生の転機に行動する力を与える 頭脳を明晰にし、直観力を高める

など・・

また持ち主に危機が迫ると、色が薄くなり知らせてくれるなどの言い伝えもあり

意味の全般的に癒し、守り、誠実といった要素が込められています

有名な世界のエメラルド

有名なエメラルドとしては、かの有名な美しいエメラルドが嵌めこまれたオスマン帝国(トルコ)のトプカプのエメラルド短剣があります

トプカプのエメラルド短剣

18世紀に製作されたそうで、とても大きなエメラルド3個が飾られ、さやには無数のダイヤモンドがちりばめられ、中央は果物柄のエナメル七宝の細密画があしらわれています

柄頭には小型ロンドン製巻き時計がはめこまれています(当時でも珍しいそう)

この短剣は当時のオスマン帝国のスルタンがイランの君主に贈呈するために作らせたものといわれています

しかし送り届ける途中でイランで反乱が起こり、君主が殺害されてしまったため引き返すはめになり皮肉にも短剣は元のトプカプ宮殿に出戻ることとなりました

トルコのトプカプ宮殿にはエメラルドコレクションがあり、通称「エメラルドの部屋」と呼ばれ、そこで見ることができます

緑色は、イスラム教ではで天国を表わす神聖な色とされておりスルタンが好んだ宝石は、エメラルドやペリドット、翡翠などの緑色の宝石だそうです

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こちらの記事もどうぞ→ オスマン帝国No.1魔性の女!ヒュッレム・スルタン 歴史を変えた世界の美女・悪女

イサベルの女王

16世紀にスペインの征服者エルナン・コルテスがアステカの宮殿より奪取した964カラット のエメラルドで彼の妻に贈られました

原石そのままの形でイサベル1世 (カスティーリャ女王)にちなんで名付けられたそうです

その200年後の18世紀に輸送中に海難事故に遭い水没してしまいます

しかし、なんと1993年にフロリダ沖の沈船で再発見され見つかったそうです

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歴史のロマンを感じさせますね

アマルジュエリーのエメラルドリング☆

Amal jewelry(アマルジュエリー)

”古代の記憶と現代を繋ぐ永遠の旅 ”

をコンセプトに神秘的な天然石と古代文明や世界の伝説をテーマにした
天然石ジュエリーショップです

☆。。☆。。☆。。☆。。☆。。☆。。☆

数千年もの眠りから

目覚めし大地に埋もれた秘密

12の色に光り輝く秘密のかけら

今甦る古代の記憶

☆。。☆。。☆。。☆。。☆。。☆。。☆

太古の何千年もはるか昔より私たちの祖先たちは美しい「石」に魅了されてきました
人類の文明が始まると同時に美しい「石」は常に私たちと共にありました
ある者は権力を手にすること願い、ある者は魔除けを願い、ある者は愛する人と結ばれることを願いました
古今東西、人々はさまざまな思いを込めて身に着けました

風にそよぐ新緑、全ての命を育んだ海、大地の渇きを潤す雨や木々にそっと降り積もる雪・・

そんな母なる地球が美しい「石」を生み出しました
地中深く、永遠とも思える眠りについていた石たち・・
鉱物はとても長い年月をかけて奇跡的に私たちの元に届く、地球からのギフトです
古代の人々も美しい石たちに魅了され、癒されてきたことでしょう
天然石は一つとして同じものはありません
「古代の記憶と現代を繋ぐ永久の旅」
これがAmal jewelryのコンセプトです
そんな美しい「石」たちが織りなす、あなただけの物語を感じて下さい
一期一会の出会い、あなたのインスピレーションに合う石を探し、お楽しみください

じゃあ、またね~☆


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