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アマルジュエリーです
今回は
金
のご紹介をしていきたいと思います
金、といえばなにが浮かびますでしょうか?
高価で黄金色で、装飾品・・などでしょうか
近年は、金の価格の高騰でバブル期に購入したものがけっこういい価格になった・・
にんまりしている話はちらほら聞きます
知り合いなどは、亡くなった身内のアクセサリーをメッキ品と思い捨てようとしていたところ念のため鑑定してもらうと、本物の金だったらしく大変よろこんでおりました
古代から現代まで資産や投資として用いられている金ってよく考えたらすごいですよね・・
時には金を巡った争いもありました
人類と金
金は人類の歴史で最も歴史の長い貴金属の一つです
金特有の輝きや色は人類を昔から引き付けてきました
金は科学的に変色や腐食にも強いので、普遍の美しさの象徴とも言えます
古代から現代に至るまで装飾品だけではなく資産、投資の対象とされています
また工業用でも使用され、その利用はとても幅広いです
単体の金は不透明で黄金色ですが、自然に産出される金は他金属と結びつき、色がうすいこともあります
純金は柔らかいので、装飾品としては柔らかすぎ他の金属を混ぜ、硬くし加工性を高めます
K24は純金、K18は金の含有量75パーセントの意です
金は結晶体ではめったに見つからず、たいていは樹枝状、粒上、鱗片状、の集合体で発見されますがオーストラリアでは90Kgの特大のものも発見されているそうです
産業用の金は非常に重要な役割をもち、電気回路の接触部 端子 プリント基板など使用されています
昔は粒子状の金が集まった砂鉱床で河川から採取されてきました
世界の金
古代文明と金
エジプト文明、メゾポタミア文明など約6000年に渡り人間は金を貴重なものとしてきました
有名なものではツタンカーメン王の黄金のマスクなど古代遺跡からはさまざまな金が発掘されています
一部のご紹介としては
- 胸飾り・・紀元前4世紀ごろスキタイ人のもので、ウクライナより発見、花や動物をあしらい、繊細な細工が大変美しい
- 金の腕輪・・古代ローマ時代ポンペイで発見された蛇をモチーフにした腕輪
- リャマの彫像・・16世紀ごろインカ帝国で製作されたもの
まだまだありますが、紀元前から細かで大変美しい金細工が発掘され、古代の人々もいかに
金を珍重してきたかがわかりますね
古代の人たちは金銀を自然現象と結びつけ神秘的な力があると考えられてきました
金は太陽のように普遍で不滅、銀は色と変色することからも満ち欠けを連想させ月と関連付けられました
聖書でもイエスキリストの生誕した際に、東方の三博士が捧げる貢物の一つとして登場しています(黄金・乳香・没薬)
ヨーロッパでは金は希少で、銀本位制であり尊ばれました
血塗られた金
コロンブスが新大陸への道筋をつくり、16世紀スペイン人は金を求め中南米を目指しました
征服者の代表格であるエルナン・コルテスはキリスト教の布教を大義名分でしたが、真の目的は大量の金でした
神殿や装飾品や工芸品は破壊され、金や財宝は奪われ先住民たちは虐殺されました
また、ヨーロッパから持ち込まれた天然痘やコレラなどの疫病はすさまじい勢いで広がり、先住民の人口の9割が死亡したといわれています
金のよもや話
幻の国エル・ドラド
大航海時代、南アメリカアマゾンの奥地にあったと言われる伝説の黄金郷です
エル・ドラドは黄金の人、の意味で、南米の鬱蒼としたジャングルの奥地に隠されているとされていた都市です
伝説の元となったのは、もともと原住民であるコロンビアのムイスカ族が儀式で金を用いていたことからと言われています
体を金粉で塗った首長をいかだに乗せて湖の真ん中に行き即位の儀式をしたそうです
元々金の採掘が盛んな場所でその話が誇張され、伝説となったとされています
この伝説を信じた多くのスペイン人たちはジャングルへ旅立ち探索しましたが、多くの人々は命を落としたとされています
18世紀ごろまでは地図にも記載されていましたが、見つからず存在しないとされ消されています
一説には先住民たちがスペイン人たちをジャングルへ誘い、殺すために伝えたという説もあります
1541年の探索でアマゾン川の全長がわかりました
ゴールドラッシュ
新しく金鉱脈が見つかると一攫千金を夢見て、ゴールドラッシュが始まりました
特にアメリカでは大量の移民と輸送手段の発達により一大ムーブメントとなりました
カリフォルニアのゴールドラッシュ
1848年金がカリフォルニアで発見されたことから空前絶後のゴールドラッシュが始まりました
1849年には8万人もの人々が押し寄せ、この年にやってきた人たちはフォーティーナイナーズとよばれました
1853年までに25万人を超す人々が移住してきたといいます
その中心の都市サクラメントは現在はカリフォルニア州の州都となっています
クロンダイクのゴールドラッシュ
1898年クロンダイク川で金が発見されるとすぐに人々が押し寄せゴールドラッシュが始まりました
しかしドーソンシティには産業がなく、金が採掘され尽くすとすぐに衰退していきました
パイクスピークのゴールドラッシュ
1850年代のアメリカコロラド州パイクスピーク付近のクリッパークリークやクリアクリークで金が発見されました
こちらも続々と人が押し寄せましたが、一部の人だけが成功しそれ以外は報われなかったようです
オーストラリアのゴールドラッシュ
オーストラリアビクトリア州でも1851年にゴールドラッシュが始まりました
アメリカでは小粒のものが多かったのですが、オーストラリアのほとんどは48kgを超えるナゲットと言われる塊でした
オーストラリアは現在でも大きいものが発見されるそうです
アマゾンのゴールドラッシュ
アマゾンのジャングルでは1980頃から大規模なゴールドラッシュが起きています
およそ鉱山では42トンの金が発掘され、鉱山労働者が機械ではなく椀がけという手作業で採掘しています
金を取って不要になった水銀を川に流すため環境問題となっています
さて、そんな夢がいっぱいのゴールドラッシュですが、残念ながら一部の人を除きほとんどの人が財を得ることはできませんでした
残されたのは借金だけで、破産する人も多くいました
では質問です
このゴールドラッシュで一部の金を採って儲けた人以外で、一番儲けた人は誰でしょう?
ビジネス関連ではよく例えに出てくる話なので知っている人も多いかもしれません
答えは・・
- 採掘に使うつるはしを売る業者
- 滞在者を受け入れる宿屋
- 作業着を売る業者
- 大量の人を輸送する鉄道会社
などです
というわけで正解は実際金を掘る人ではなく、その人たちに付随したビジネスを展開した人たちが一番儲けることが出来ました
作業の際すぐにボロボロになってしまうので、丈夫なテント生地のキャンパス地を使って売り出したのがジーンズの始まりです
このズボンを売り出したリーバイ・ストラウスで、かの有名なジーンズメーカの”リーバイス”の創業者です
物事をいろいろな角度から見ることが大事だと教えてくれるエピソードですね!
Amal jewelry(アマルジュエリー)
”古代の記憶と現代を繋ぐ永遠の旅 ”
をコンセプトに神秘的な天然石と古代文明や世界の伝説をテーマにした
天然石ジュエリーショップです
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数千年もの眠りから
目覚めし大地に埋もれた秘密
12の色に光り輝く秘密のかけら
今甦る古代の記憶
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太古の何千年もはるか昔より私たちの祖先たちは美しい「石」に魅了されてきました
人類の文明が始まると同時に美しい「石」は常に私たちと共にありました
ある者は権力を手にすること願い、ある者は魔除けを願い、ある者は愛する人と結ばれることを願いました
古今東西、人々はさまざまな思いを込めて身に着けました
風にそよぐ新緑、全ての命を育んだ海、大地の渇きを潤す雨や木々にそっと降り積もる雪・・
そんな母なる地球が美しい「石」を生み出しました
地中深く、永遠とも思える眠りについていた石たち・・
鉱物はとても長い年月をかけて奇跡的に私たちの元に届く、地球からのギフトです
古代の人々も美しい石たちに魅了され、癒されてきたことでしょう
天然石は一つとして同じものはありません
「古代の記憶と現代を繋ぐ永久の旅」
これがAmal jewelryのコンセプトです
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一期一会の出会い、あなたのインスピレーションに合う石を探し、お楽しみください
じゃあ、またね~☆
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