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アマルジュエリーです
皆さまいかがお過ごしでしょうか
今回は
水晶(ロッククリスタル)
をご紹介していきたいと思います
水晶(ロッククリスタル)とは無色透明の石英(クォーツ)です
クリスタルとも呼ばれ、古代より世界各地で装飾品や宗教的儀式などで使用されてきました
含まれる成分で呼び名が変わり、アメジスト、アゲート、シトリン、ローズクォーツなどと呼ばれます
中でも透明度が高いものをロック・クリスタルと呼ばれています
石英はシリカが豊富なほとんどの変成石、堆積岩、火成岩で産出され、数トンの水晶も産出されています
成長速度はわずか100年で1mm程度の成長速度です
ブラジル、マダガスカル、アメリカには大鉱山があり産出地となっています
名前の由来は古代ローマの人たちは、水晶は凍りすぎて溶けなくなってしまった氷と考えていました
そのことからギリシャ語のkrystallos(氷)が語源となっています
ロッククリスタルという名前は、中世から呼ばれるようになりました
その理由が当時透明ガラスのクリスタルガラスの製作が始まったため、それと区別するためと言われています
またダイアモンドの代用のラインストーンは元々ライン川で産出された水晶のことを呼びました
装飾品から光学用レンズなど多岐にわたって現代も使用されています
装飾品としては、透明なものより色付きのもののほうが人気です
また水晶はパワーストーン的な観点からはあらゆるものを浄化する石と言われています
アボリジニやネイティブアメリカンは水晶を護符として用い、未来を占ったりしていました
古くは水精が宿る石と考えられていました
産地により特徴がありヒマラヤ産、ブラジル産、中国産があります
- ヒマラヤ産・・パワーストーン的な観点からは非常にエネルギーが強いとされ人気があります
- ブラジル産・・キラキラした輝きが特徴
- 中国産・・・白いものが多いです
石の効果としては
- 開運
- 浄化
- 持ち主を選ばない万能の石
- 潜在能力の開花
などです
寄せ付けたくないエネルギーなどを防ぐとも言われています
水晶の原始時代~現代まで
私たちの祖先のヒト科の動物がここまで進化を遂げることが出来た一つに石器があります
その石器ですが、使われた石が研究によりいくつか分かっているそうです
鋭い刃を得られる石が選ばれ、玄武岩、黒曜石、そして石英などから作られたようです
硬い石英はぶつけることで割れ、鋭い刃のようになりそれを使用することにより、食べ物を
とったり、動物の皮をはいだりして使用しました
現代人はその先端に浄化としてブレスレットを置きますが、祖先の原始人はナイフとして使用していたとは面白いですね!
クォーツ時計の登場
昔が舞台の映画などではよく手巻き時計を見ると思います
これはゼンマイバネを使用したものでよく、くるくると巻いて使用しています
その手巻き式や自動手巻き時計に変わって20世紀後半に登場し現在一般的になったのがクォーツ時計です
クォーツ時計はそれまでの機械式時計から大革命をもたらしました
クォーツ時計は水晶振動子を使用した時計になります
1970年ごろ市場を席捲しはじめ、あっという間に広まりました
セイコーが特許を公開したことから他の時計メーカも参入し、当初は数十万でしたがどんどん安価になり、広まりました
このため当時スイスやアメリカの機械時計産業は大打撃を受けたそうです
水晶占い
水晶玉と言えば占い、ですよね
あやしげな占い師が水晶玉を凝視しながら・・のような
水晶占いの歴史は予言の手段として用いられ、古くより魔術師などが用いていました
透視の一種の手段として使われました
20世紀の有名な魔術師アレイスター・クローリーは黄色いトパーズを使っていたと言われています
占い師は表面でなく水晶の中を眺め、像やシンボルを読み取りそれが予言を教えてくれると言われています
有名な水晶
クリスタル・スカル(水晶髑髏)たち
主にマヤ文明やアステカ文明などから発見されたと言われています
世界では数十個存在するといわれています
当時の技術ではできないほど精巧に作られているため、オーパーツ※として取り上げられることも多いです
近年の調査方法の技術が向上したことにより、偽物であることが判明してきています
ヘッジスの水晶どくろ
1927年にイギリス領ホンジュラス (今のメキシコ付近)の遺跡で見つかったとされる水晶製のどくろです
イギリス人のミッチェル・ヘッジスの養女の誕生日に発見されたとされています
1970年ごろの調査では道具による加工痕がないなど、また実寸大で非常に解剖学的にも精工に作られていることからオーパーツとも言われました
しかし、2008年ごろ再び遺族が顕微鏡などで精密な調査をすると、ドリルによる加工跡が見つかり古代のものではなく、近代に製作されたものということが判明しました
ブリティッシュ・スカル
アステカの遺跡で見つかったものとされていました
この髑髏はフランスの古物商ウジェーヌ・ボバンが所有していた物です
宝石商ティファニーに販売し、ティファニーは1897年に大英博物館に売却しました
こちらも本物と認定されていましたが、2008年の調査で工具による加工痕があり、19世紀ごろに製作したものであることが分かりました
また含有物調査をすると水晶はマダガスカル産であることも判明したそうです
※オーパーツとは??
発見された場所や時代とは合っていない物を呼びます
英語のout of place artifactsを略してOOPART
訳すと場違いな工芸品という意味になります
その多くは見つかった時点では製作が不可能と考えられていたが、調査技術の向上により
説明が可能になった物、もしくは捏造品ということが続々判明しています
例・・
アッシリアの水晶レンズ
紀元前7世紀の古代アッシリアの遺跡から19世紀に発見された水晶製のレンズです
実際は象嵌材の破片としての説が有力で、たまたまレンズとして機能しただけとの説が有力です
デリーの鉄塔
錆びることのない鉄の塔として有名です
高さ7m 重さ6トンある柱で16世紀に建てられました
建設当時から錆びないという事実から研究家たちは宇宙人が作ったとしか考えられないと主張したほどです
もともとはジャイナ教の寺院に建てられていましたが、イスラム教徒に征服されてからはモスクの一部になりました
この奇跡の原理は、高濃度に含まれている燐が表面に錆びにくい層を形成しているからとの説が有力です
バグダッド電池
高さ約10cm、直径約3cmの素焼きの壺で、アスファルトで固定された銅の筒が入っており、鉄棒が差し込まれています
電池である説とたまたま残留物が電池の構成物に該当しただけとの二説があります
ヴォイニッチ手稿
イタリアで20世紀初頭に発見された古文書
羊皮紙に未解読の文字による文章が書かれており、また美しく彩色された挿絵が多く描かれています
多くの言語学者によって何度も解読を試みていますが、現在でも解読されていないそうです
Amal jewelry(アマルジュエリー)
”古代の記憶と現代を繋ぐ永遠の旅 ”
をコンセプトに神秘的な天然石と古代文明や世界の伝説をテーマにした
天然石ジュエリーショップです
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数千年もの眠りから
目覚めし大地に埋もれた秘密
12の色に光り輝く秘密のかけら
今甦る古代の記憶
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太古の何千年もはるか昔より私たちの祖先たちは美しい「石」に魅了されてきました
人類の文明が始まると同時に美しい「石」は常に私たちと共にありました
ある者は権力を手にすること願い、ある者は魔除けを願い、ある者は愛する人と結ばれることを願いました
古今東西、人々はさまざまな思いを込めて身に着けました
風にそよぐ新緑、全ての命を育んだ海、大地の渇きを潤す雨や木々にそっと降り積もる雪・・
そんな母なる地球が美しい「石」を生み出しました
地中深く、永遠とも思える眠りについていた石たち・・
鉱物はとても長い年月をかけて奇跡的に私たちの元に届く、地球からのギフトです
古代の人々も美しい石たちに魅了され、癒されてきたことでしょう
天然石は一つとして同じものはありません
「古代の記憶と現代を繋ぐ永久の旅」
これがAmal jewelryのコンセプトです
そんな美しい「石」たちが織りなす、あなただけの物語を感じて下さい
一期一会の出会い、あなたのインスピレーションに合う石を探し、お楽しみください
じゃあ、またね~☆
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