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アマルジュエリーです
みなさまいかがお過ごしでしょうか
今回は
ローマングラス
について、ご紹介していきたいと思います
ローマングラスの定義
ローマングラスとは、約2000年前である紀元前27年~紀元395年の約400年の間にローマ帝国にて製造されたガラス製品を総称します
別名ローマグラス、ローマンガラスとも呼ばれています
ガラス製造の技術革新
ガラスの生産は紀元前5000年ごろに始まったとされています
その時代はガラス製造は大変難しく、一部の特権階級の人しか手にできない貴重なものでした
紀元前1世紀ごろ吹き技法と呼ばれる技術が発明され、帝国内に普及、流通することになりました
なおこの技術は、現代のガラス製造の基本技法となっています
吹き技法は当時革命的な方法でした
ローマングラス以前はガラスは不透明なものが主でしたが、この頃より透明なものが好まれるようになり製作されるようになります
それ以前は大変貴重であったガラスは価格が大幅に下がり、一般に普及し食器などのガラス製品が大量に作られるようになりました
当時のローマ帝国は広大な領地を支配していたので、領土内で急速に広まりました
ローマ帝国について
ローマ帝国は古代の西洋世界において最大の帝国と言われました
紀元前8世紀ごろ、ラテン人が興した都市国家が起源です
王政、共和政を経て紀元前27年、内乱を鎮圧したオクタビアヌスの即位により帝政に移行しました
最盛期の紀元96年〜180年頃にはその勢力は最大を迎え、東は小アジア、西はイベリア半島、南はアフリカの地中海沿岸、北はブリテン島に及ぶ大帝国となりました
次第に2世紀末から衰退していき、395年には東西に分裂してしまいます
西ローマ帝国は476年に滅びましたが東ローマ帝国は1453年まで続きました
法制度や土木や軍事面に秀でており、現代に残る遺跡などからも高い水準であったことが伺えます
征服先の文化にも寛容で、自国の価値観を押し付けることなく、良いものは進んで取り入れたことも長期に渡り繁栄することができたと言われています
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ローマングラスの発掘場所
ローマ帝国時代の遺跡以外でもイスラエル、レバノンやシリアをはじめアフガニスタンやパキスタンの遺跡でも発見されています
これはいかに当時のローマ帝国の影響が及んでいたかがよく分かりますね
ポンペイ遺跡(現在のイタリア)では、ガラス製品が多数発掘されています
壷やコップや皿など合計200点を超えるものが見つかっています
数千年の眠りから目覚めたローマングラス
年月が経ち、やがて忘れ去られたガラス製品たちは、土の中で数千年もの長い年月をかけて「銀化」と呼ばれる科学変化を起こします
この銀化現状は、ただ土に埋められているだけでなるものではないようでそれにはいくつもの条件が必要です
現代になって発掘されたときには、美しく神秘的な銀色に輝く姿になって私たちの目の前に再びその姿を見せてくれるのです
この銀化という不思議な輝きは人工的には再現できず、気の遠くなるような年月のみが作り出せる色合いです
ローマングラスのアクセサリー
このようにして発掘されたローマングラスは、たいていはその形のまま骨董品として博物館や業者の手に渡ってしまいます
また、破片をペンダントなどに仕立てることもありますが穴をあけてひもを通すなど簡素なものが多いです(それはそれで、素朴な美しさがあり素敵ですが)
この度いくつか、しっかりと枠入りで装飾を施したペンダントを入手することが出来、ご紹介させて頂ける流れとなりました
ローマングラスの性質上、限りがあるものということと、なかなかしっかりした枠に嵌めたものは製作されていないということで、数量はごく少数のみで次回入荷予定は未定となります
すでにいくつかは売り切れてしまいましたが、ご興味のある方はお早めがお勧めです
Amal jewelry(アマルジュエリー)
”古代の記憶と現代を繋ぐ永遠の旅 ”
をコンセプトに神秘的な天然石と古代文明や世界の伝説をテーマにした
天然石ジュエリーショップです
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12の色に光り輝く秘密のかけら
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